キヤノンのフォトジュエルS(PhotoJewel S)は、同社の業務用フォトプリンター DreamLabo 5000 の7色印刷によって誰でも最高画質の写真集が作れるフォトブックサイトです。
クーポンとキャンペーン | |
レイフラットタイプのフォトブックが 全品20%OFFになるクーポンが公式サイトで配布されています。 同一データなら1度の注文で99冊まで割引可能です 期限:7/19日まで |
|
ハードカバータイプのフォトブックが |
目次
フォトジュエルS(PhotoJewel S)のフォトブック一覧表
フォトブックのアイテムは、製本タイプの異なる4種類。アイテムによって選べるサイズや本文用紙が異なります。

スマホアプリからの注文は、選べるアイテム、サイズ、ページ数が限定されていますが、
画質はパソコンからの注文と同じく、超高画質なDreamLabo5000 7色印刷です。
※上掲の画像で表紙に黒い帯のあるものは2019年に作成したものですが、2022年に再度同じ写真の光沢紙で作成したところ、発色の美しさが向上していました。制作ソフトもバージョンアップされています。
フォトブックマニアのおすすめは合紙綴じの「レイフラット」です
※レイフラットはパソコンからの注文限定商品
安価に作りたい場合は、無線綴じの「スタンダード」で作成しましょう。
\ まだ見てなかったら見てね! /
以下は、フォトブックを10年以上作り続けているフォトブックマニアが24社のフォトブックを同じ写真で制作し実際に比較した結果です【2022年最新】
参考:フォトブック24社を同じ写真で比較

フォトジュエルS(PhotoJewel S)の画質は?

キヤノン純正の写真用紙に印刷される写真は、色再現性と諧調性に極めて優れ、深みのあるリアルな色合いと滑らかで自然なグラデーションを表現できます。高品位のオフセット印刷や銀塩プリントに勝る高画質な写真印刷です。
用紙が4種類
用紙 | 特徴 |
---|---|
半光沢紙(サテン) |
|

商品により選べる用紙が変わります。
- スタンダード→光沢紙、半光沢紙
- フルフラット(パソコン注文限定)→光沢紙のみ
- レイフラット(パソコン注文限定)→光沢紙、ラスター紙、ファインアート紙
ファインアート紙・ラスター紙はパソコンからの注文のみに対応している「レイフラット」でしか選べません。
光沢紙は全てのタイプで使用可能です。
光沢紙(グロッシー)の印刷画質
- フォトジュエルSの画質(7色印刷/光沢紙)
- フォトジュエルSの画質(7色印刷/光沢紙) (800dpiでスキャニング)
キャノン純正の光沢写真用紙です。つやのある表面で発色に優れ、黒色は引き締まっています。滑らかなグラデーションが美しい写真に仕上がりました。
※2022年に再度同じ写真で作成したところ、初回(2019年)よりも発色の美しさが向上していました。制作ソフトもバージョンアップされています。
髪の毛や衣服の布地、ペットの毛並みなど、被写体のディテールや質感が精緻かつリアルに表現されました。
また、暗所保存 300年という印刷耐久性があり、光沢紙は厚手の用紙でもあることから、長く大切に残したい写真集に最適です。
半光沢紙(サテン)の印刷画質
- フォトジュエル 半光沢紙(サテン)の画質
- フォトジュエル 半光沢紙(サテン)の画質(7色印刷) (800dpiでスキャニング)
光沢紙よりも光の反射を抑えたキャノン純正の写真用紙です。マット紙のようなつや消しではなく、つや感を残しながら落ち着いた高級感のある写真画質になります。
また、基本の色再現性と諧調性は光沢紙とほとんど変わらないので、深みのある色合いやグラデーションの表現力も同様に優れています。
印刷の耐久性も光沢紙と同様である上に、耐水性があることと指紋が付きにくいです。
厚みは光沢紙よりも若干薄めです。
ラスター紙の印刷画質
- フォトジュエル S ラスター 本文の画質
- フォトジュエル S ラスター紙の画質(7色印刷) (800dpiでスキャニング)
ラスター紙はレイフラット限定・PC限定です。
半光沢紙(サテン)の仕上がりに似ています。微粒面は控えめな光沢があり、マット紙のように色が沈むこともないので、暗部のデティールまできれいに表現されています。
光沢紙(グロッシー)のような光沢・派手さはありませんが、高級感のある上質な仕上がりです。
ファインアート紙の印刷画質
- フォトジュエル S ファインアートの画質
- フォトジュエル S ファインアート紙の画質(7色印刷) (800dpiでスキャニング)
ファインアート紙はレイフラット限定・PC限定です。
キヤノン純正のファインアート紙は、原料にパルプを使用していない綿100%のコットン紙です。印刷面のコート層は染料インクが浸透しやすく、その表層部分に顔料インクの色粒子がむらなく固着する構造になっています。
DreamLabo 5000 による[光沢]、[半光沢]、[ラスター]は染料インクだけで印刷されていますが、[ファインアート]は染料インクと顔料インク(どちらもキヤノン純正品)を組み合わせて印刷されます。それによって、暗部のグラデーションまで忠実に再現できる表現力と色再現性を実現しています。
フォトジュエルS(PhotoJewel S)の表紙の光沢感
フォトジュエルSの表紙は、すべてツヤのない無光沢です。
さらさらとした質感で、上品で高級感のある仕上がりです。
フォトジュエルS(PhotoJewel S)の製本は4種類
フォトジュエルSのフォトブックは、製本方式の違いによって以下の4アイテムに分けられます。
アイテム名 | 製本方式 |
---|---|
おすすめ |
ハードカバー/上製本 合紙綴じ |
ハードカバー フルフラット |
ハードカバー / 上製本 中央をテープで止めたフラット製本 |
ハードカバー スタンダード |
ハードカバー/上製本 無線綴じ |
ソフトカバー スタンダード |
ソフトカバー / 並製本 無線綴じ |

ハードカバーのレイフラット(合紙綴じ)
- フォトジュエル S 表紙
- 見返し ~ 見返し 遊び
- 見返し 遊び ~ 扉
- 本文 見開き
- 奥付 ~ 見返し 遊び
- 見返し 遊び ~ 見返し
- 表4
- 背表紙タイトル
- フォトジュエル S レイフラット 上製本・合紙綴じ
PhotoJewel S のレイフラットは、合紙綴じです。
見開きページの印刷紙を二つ折りにして貼り合わせているので、切れ目のない1枚紙の見開きを、180度フルフラットに開くことができます。
片面印刷の見開き用紙を谷折りで貼り合わせるので、ページが厚く丈夫です。ちょっとしたことでは破れたり折れたりしにくく、子供の絵本や卒業アルバムと同じ綴じ方です。
無線綴じのように、中央の綴じ合わせ部分(のど)が隠れないので、自由なレイアウトが可能です。(→合紙綴じとは)
見返し(表紙と本文を接合する丈夫な紙)には黒色の質感ある用紙が使われていて、フォトブックが引き締まった印象になり、高級感があります。
ハードカバーのフルフラット(中央をテープでとめたフラットな製本)
- 表紙側の見返し遊びと本文の扉
- 表紙側の見返し(利き紙/遊び)
- フォトジュエル ハードカバー フルフラット
PhotoJewel S のフルフラットは、両面印刷の本文ページを透明の極薄製本テープで綴じ合わせる製本方法です。
見開きをフラットに180度開くことができます。
- 見開き中央に縦の切れ目が入ります。
- 合紙綴じ(レイフラット)よりページが薄いですが、その分、軽く・薄くコンパクトになります。
180度に開けるタイプが希望で、持ち運びをする用途や、収納スペースを削減したい場合にはおすすめです。
フルフラットとスタンダードは、黒の見返しと遊び紙(見返し遊び)がついています。本文のトップページはタイトルだけの扉、ラストページは奥付けになっています。
ハードカバーのスタンダード(無線綴じ)
PhotoJewel S のスタンダードは、無線綴じです。黒色の見返しがついていること、扉、奥付けなどはフルフラットと同じです。
無線綴じは、フォトブックのもっともスタンダード(標準的)な綴じ方です。
一般書籍や雑誌、パンフレットでも主要な綴じ方となっています。
無線綴じが普及している理由としては、製本作業が簡単、汎用性が高く様々な冊子に利用できるなどのメリットが挙げられますが、フォトブックを作る私たちにとってのメリットは経済性です。

PhotoJewel S のスタンダード(無線綴じ)の価格はかなり安価な設定で、「DreamLabo 5000 7色印刷」+「無線綴じ」の組み合わせのフォトブックとしては最安値級です。
無線綴じのフォトブックは見開きをフラットに開くことができません。ページののど(綴じ合わせ部分)を開き切れないので、のどの部分で写真や文字が隠れないようにレイアウトに注意しなければなりません。
また、フルフラットはスタンダードよりひとまわり大きい仕様になっています。
ソフトカバーは無線綴じのみ
PhotoJewel S のソフトカバーは、無線綴じです。
本文を1枚紙の表紙でくるんだシンプルな構造で、本文の背の部分で表紙に糊付けされているシンプルな製本です。
- フォトジュエル S で作成したフォトブック
- 【ソフトカバー】フォトジュエル S
本文のトップページはタイトルのみの扉で、ラストページは奥付けです。
並製本なので表紙は柔らかく曲がります。
本文の画質はハードカバーと変わらないので、安価に高画質なフォトブックが欲しい場合におすすめです。
フォトジュエルS(PhotoJewel S)の編集方法
注文手順は次の3ステップです
-
STEP.1ブックタイプと写真の選択パソコンまたはスマホに専用アプリをインストールし、作りたいブックタイプと使いたい写真を選択。
-
STEP.2自動レイアウトか手動レイアウトを選択写真の時系列や名前などに基づいて、写真配列を自動レイアウトで一気に作成できます。また、手動レイアウトの機能も追加されましたので、追って詳しくレビューいたします。
-
STEP.3デザイン・写真をチェックして注文背景色・模様や写真の調整、入れ替えなどをしてデザインを完成させたら即注文できます。

まず、フォトブックのタイプを決める
サイズを選ぶ
カバーを選ぶ
製本方法を選ぶ
ページ数を選び、用紙の種類を選び、フォトブックに入れたい写真を選びます。
自動レイアウト/手動レイアウトを選択して編集画面へ
ページレイアウトを選択して写真を配置する
これが実際の印刷結果です。
背景、マスク、スタンプを使ってオリジナルデザインを作る
文字レイアウトも自由にできます。
オリジナルレイアウトを登録する
オリジナルデザインの写真レイアウトを登録することができます。
が、登録できるのは写真フレームの配置だけで、他のデザイン要素は保存されません。
これがオリジナルデザインの印刷結果です。
ページ分割タブで自動レイアウトを変更する
下段のメニューバーにある「ページ分割」タブをオンにすると、写真をドラッグしたりページ分割バー(縦棒)を左右に移動させることで編集画面の写真配置を変更することができます。
背景画像や背景色を設定する
写真一覧の並べ替えをする
下段の写真一覧に表示される写真を縦長、横長、正方形の選択肢で並べ替えることができます。
写真の編集時、shiftボタンで写真枠の複数選択ができないのは残念なところです。
(上)ペット写真のレイアウト例
(上)七五三のレイアウト例
(上)結婚式のレイアウト例
スマホ・タブレット版の編集アプリ
スマホアプリも Android版と iPhone版がダウンロードできます。対応OSは、Android 4.4 以上、iOS 11.0 以上です。
スマホアプリから注文できるアイテムは、ハードカバー / スタンダードの 21cmスクエアとソフトカバー / スタンダードの 15cm / 21cmスクエアに限られています。
本文は 20ページ、写真枚数は最大 50 枚までに限定されています。
実際に編集してみたところ、見開き(2ページ)に最大6枚までレイアウトできました。
- 背景色の設定
- テキストを自由な位置に配置
- いくつかのレイアウトパターンからレイアウトを選択
が可能です。
写真を透かして背景にレイアウトできるのが珍しい特徴です。
フォトジュエルS(PhotoJewel S)の配送サービス
配送方法は
- 宅配便:税込880円
- メール便:税込330円
が利用できます。
ただし、メール便が利用できるのは、ソフトカバー2冊または ハードカバー・21cmスクエア1冊に限定されています。
発送日は注文日の約8〜9日営業日後です。(商品到着まで約10日間)
フォトジュエルS(PhotoJewel S)フォトブックマニア の口コミまとめ
- 全商品が超高画質なDreamLabo 5000 の7色インクジェット印刷!
- 用紙が選べる!
- 合紙綴じタイプのフォトブックも作れる!
- たくさんの写真でも速くセンスよくレイアウトできる。(自動レイアウト機能)
- スマホからは作れるアイテムとページ数、写真枚数が限定されていて、レイフラット・フルフラットの商品が作れない
- 納期が遅め(注文日から8日後発送)

操作性の良い「自動レイアウト」機能は、大量のスナップを印刷したいときにとくに活用できるので、ぜひ一度試してみてください。