フォトブックの本文ページのツヤ・光沢感はフォトブックの仕様によりさまざまです。
このページでは光沢の強さで以下4つに分類しました。
※一部半光沢とは?:粉体トナー網点印刷タイプのフォトブックに限りましては、用紙が無光沢の場合も、トナーが乗っている場所(白以外の場所)にのみ独特のテカリ・ツヤが出るため、このページでは「一部半光沢タイプ」としました。
- 半光沢:キヤノンDreamLabo半光沢紙
- 半光沢:マットニス加工
- 半光沢:マット系印刷用紙
- 半光沢:半光沢印画紙
- 光沢:グロスニス加工
- 光沢:キヤノンDreamLabo光沢紙
- 光沢:グロスPP加工
- 無光沢:キヤノンDreamLabo専用ファインアート紙
- 無光沢:マット系印刷用紙(無光沢の微塗工紙)
- 無光沢:マットPP加工
- 一部半光沢:粉体トナータイプ

目次
ツヤツヤの「光沢タイプ」のフォトブックとは?用紙・加工など
- 光沢:キヤノンDreamLabo光沢紙
- 光沢:グロスニス加工
- 光沢:グロスPP加工
本文の用紙がツヤツヤの「光沢タイプ」のフォトブックは
主に以下3つの仕様があります
- DreamLabo 5000 専用「光沢紙」のフォトブック
- 紙の表面に「グロスニス加工」をしたフォトブック
- 紙の表面に「グロスPP加工」をしたフォトブック

光沢タイプは「指紋がつきやすい」のがデメリットですが、華やか・豪華な雰囲気のフォトブックにしたいときや、被写体の色彩をクリアに描写したいときにおすすめです。
3つの光沢タイプの中で、
(1)DreamLabo 5000 専用「光沢紙」と、
(2)紙の表面に「グロスPP加工」をしたフォトブックは、
鏡面のように光沢感が強くツヤツヤです。
(3)「グロスニス加工」のフォトブックは、上記2つと比べると、若干光沢が控えめになります。
本文が光沢タイプのフォトブック
光沢タイプのフォトブックについて詳しくはこちら
まだ見てなかったら見てね!マニアが選ぶ2021年もっともおすすめなフォトブックは…

上品な「半光沢」タイプのフォトブックとは?用紙・加工など
- 半光沢:キヤノンDreamLabo半光沢紙
- 半光沢:マット系印刷用紙
- 半光沢:半光沢印画紙
- 半光沢:マットニス加工
本文の用紙が半光沢タイプのフォトブックは
主に以下4つの仕様があります
- DreamLabo 5000 専用「半光沢紙(サテン・ラスター)」のフォトブック
- 「マット系印刷紙」のフォトブック
- 「半光沢印画紙」のフォトブック
- 紙の表面に「マットニス加工」をしたフォトブック

初めてのフォトブックなら半光沢タイプが、どのような被写体にもマッチしやすく無難でおすすめです。
表面の凸凹が光を乱反射するため、印刷面の暗部に映り込みが少なく写真が見やすいです。
光沢タイプに比べ控えめのツヤ感なので、上品で落ち着いた、柔らかい・優しい印象です。
いずれも指紋はつきにくいです。
本文が半光沢タイプのフォトブック
完全にマットな「無光沢(ツヤ消し)」タイプのフォトブックとは?用紙・加工など
- 無光沢:キヤノンDreamLabo専用ファインアート紙
- 無光沢:マット系印刷用紙(無光沢の微塗工紙)
- 無光沢:マットPP加工
本文の用紙が無光沢(ツヤ消し)タイプのフォトブックは
主に以下3つの仕様があります
- DreamLabo 5000 専用「ファインアート紙(無光沢)」のフォトブック
- 「マット系印刷用紙(無光沢の微塗工紙)」のフォトブック
- 紙の表面に「マットPP加工」をしたフォトブック

印刷箇所の暗部への映り込みはほぼありません。
(1)DreamLabo 5000 専用ファインアート紙と
(2)マット系印刷紙(無光沢の微塗工紙)は、
さらさら(若干ざらざら)とした手触りで
紙の質感があり、ナチュラルで暖かい印象になります。
色彩は若干沈んだ印象になります。
(3)紙の表面にマットPP加工をしたフォトブックも無光沢ですが、上掲2つとは違いスベスベとした手触りで、若干、紗のかかった淡いすりガラスのような印象になります。
いずれも指紋はつきにくいです。
本文が無光沢(ツヤ消し)タイプのフォトブック
完全にマットな艶消しタイプのフォトブックについて詳しくはこちら
印刷部分がテカる「一部半光沢」タイプのフォトブックとは?印刷方式が粉体トナー網点印刷のみ
- 一部半光沢:粉体トナータイプ
粉体トナー4色網点印刷と液体トナー4色網点印刷のツヤを比較 | |
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粉体トナーの4色網点印刷 |
液体トナーの4色網点印刷 |
用紙が無光沢でも 印刷部分には 独特のツヤ・テカリが出る |
印刷部分と非印刷部分のツヤは ほとんど変わらない 用紙が無光沢なら無光沢になる |
主に激安系フォトブックに採用されている粉体トナーの網点印刷方式は、
印刷箇所・トナーが乗っている箇所(白以外の箇所)にのみ独特のテカリ・ツヤが出ます。
用紙がマット紙と記載されているフォトブックでも、粉体トナータイプの場合は印刷箇所にテカリ・ツヤが出ますので、このページでは上掲の3種とは分けて「一部半光沢」としました。
※なお、フォトブックマニアが印刷した粉体トナータイプのフォトブックの本文はすべてマット系印刷用紙を使用していて、用紙もツヤツヤなフォトブックはありませんでした。よって、白の部分は無光沢で印刷箇所だけ半光沢になります。
一部半光沢(粉体トナー)のフォトブック
まとめ
紙のツヤ感は、好みの仕上がりで選びましょう。
それぞれに魅力がありますが、初めてのフォトブックなら「半光沢タイプ」がどのような被写体にもマッチするので無難かと思います。
紙の種類は、
厚紙タイプの用紙(合紙綴じの場合厚紙になります)か、
キヤノン専用紙(DreamLabo 5000 7色印刷)や、
印画紙(銀塩プリント)などがおすすめです。