dフォトは、NTTドコモのプリントサービスサイトです。(月額使用料:税別 280円)
簡単で手軽なフォトブックを、毎月継続して安価に作りたい人向けのサービスです。
目次
dフォトのフォトブックの仕様と価格
dフォトの「フォトブック」のラインナップには、以下3種があります。

初回申し込みの特典で、通常タイプフォトブック1冊が完全無料

ドコモ Dフォト[通常タイプフォトブック]
初回申し込みの特典として、登録した日から31日間まで、
[通常タイプフォトブック]1冊の注文は完全無料で購入することができます。
公式ページには以下の記述があります。
無料期間中に解約した場合は、料金がかかりません。安心して、おためしください。
つまり登録後「初回1冊分無料」分の注文後でも、31日以内であれば無料で解約も可能です。
\ まだ見てなかったら見てね! /
以下は、フォトブックを10年以上作り続けているフォトブックマニアが24社のフォトブックを同じ写真で制作し実際に比較した結果です【2023年最新】
参考:フォトブック24社を同じ写真で比較

[通常タイプフォトブック]の配送パッケージ
ポストに入る配送パッケージ「ゆうメール」にて届きました。
dフォト ページのレイアウト
- dフォト ドコモのフォトブック
表紙をめくった右側のページ(扉)には、表紙と同じタイトルが入ります。次のページから本文の写真が掲載されます。
写真は1ページに1点。
- (1)縦長
- (2)横長
- (3)正方形
という構図の違いでレイアウトが自動的に決定します。
余白にキャプション(最大 32文字)と撮影日を印字することもできます。(無しでもOK)
(1)縦長の写真は、小口側に詰めて上下いっぱいに配置されます。
のど側に余白があり、キャプションを縦組みで配置できます。
(2)横長の写真はページの左右いっぱいに配置され、下段に余白があります。
余白にはキャプションを横組みで印字できます。
(3)正方形写真は、横位置写真と同じ写真枠にのど寄りで配置され、両サイドに余白が入ります。
キャプションは下段の余白に横組みで印字できます。
写真のラストのページ右側は白紙になっています。白紙の部分は水性ペンや鉛筆でも描きやすい滑らかなマットコート紙なので、手書きでメッセージを入れるのも良いですね。
本文最後のページにはロゴが入っています。
背表紙にはQRコードと、製造番号と思われる数字と記号が入ります。
dフォト[通常タイプフォトブック]の画質
- dフォト 通常タイプ
- dフォト 通常タイプ(800dpiでスキャン)
「通常タイプフォトブック」の印刷は、同価格帯の激安フォトブックでは一般的な粉体トナータイプのレーザープリンターによる4色印刷です。
しまうまプリント(スタンダード)、ノハナ、等と似た画質です。
dフォト[通常タイプフォトブック]の装丁・製本
本文 20ページの並製本(ソフトカバー)で、綴じ方は通常の無線綴じです。(→綴じ方の違い)
背幅はわずか3mmですが、縦組み文字の背表紙タイトルを入れることができます。

同価格帯で同等の製本の他社と比較すると、他社製品は背表紙の印字に右にずれが見られますが、dフォトはほぼ中央にきれいに印字されています。
注文時期により多少個体差があると思いますが、今回注文の仕上がりは丁寧な装丁・製本でした。
dフォト・ハードカバータイプ(高画質タイプと同じ画質)も作りました
dフォトのハードカバータイプは、高画質タイプと同じ画質です。
高画質タイプは、本文用紙のツヤ感をマット(ラミネート加工)か光沢(ラミネート加工)で選べますが、
ハードカバータイプは、光沢(ラミネート加工)のみになります。
- dフォト ハードカバータイプ(800dpiでスキャン)
- dフォト 通常タイプ(800dpiでスキャン)
ハードカバータイプの詳しいレビューはこちら
dフォト・スマホアプリの編集・使い方
シンプルなアプリです。写真の変更や並べ替え、写真のトリミング位置調整、キャプション挿入などができます。
「使い方ヒント」を表示することができ、初めての人にも使いやすいアプリです。
編集作業が終わったら、サイズと注文部数を指定して注文画面に移動します。
dフォトのサービスの利点
毎月1冊無料の特典を最大4冊分までくりこしできる

dフォト公式サイトより
フォトブックを注文しなかった月の割引特典を4冊分まで繰越すことができます。
※ちなみに、類似の無料フォトブックサービス「ノハナ」も、無料券を繰越すことができますが、1冊分のみです。
「1年ご利用特典」と毎月の割引特典でハードカバーが1冊購入できる
1年間の継続利用で 、1,650円割引きの「1年ご利用特典」が付与されます。
持ち越し4冊分プラス当月分の割引特典(1,540円割引き)を利用すれば合計 3,190円の割引きとなり、高画質な[ハードカバーフォトブック]1冊を 購入することができます。
フォトブック1冊の代わりに
「 L判プリント30枚」か
「こよみフォト(フォトカレンダー)」も選択できる
dフォトで毎月もらえる「印刷権利」は以下の3種類です
- フォトブック1冊 または
- L判プリント30枚 または
- こよみフォト(フォトカレンダー)1枚
こよみフォトはL判プリント20枚分の「印刷権利」を使って作ることができます。
スマホ写真を5GBまでバックアップ(ドコモ回線契約者のみ)
スマホ写真をアップロードしてクラウド上に最大5GBまで保存することができます。
※ちなみに、類似の月額制フォトブックサービスのプリミィも、5GBまでデータ保管サービスが付いていますが、「無料券を繰越す」ことはできません。
dフォトとしまうまプリントを比較してみる
- dフォト ドコモのフォトブック
- しまうまプリントで作成したフォトブック
現在、激安系のフォトブック・ネットプリントで最大級のシェアがあるのはしまうまプリントです。
しまうまプリントは月額制ではありませんが、dフォトと同等の価格帯のフォトブックがあり、印刷方式も粉体トナータイプの4色印刷と同じです。
同等のサイズで印刷する場合、dフォトとしまうまプリントのどちらが安くなるのか比較してみます。
A5スクエア相当のフォトブックで比較
比較対象 | Dフォト | しまうまプリント |
---|---|---|
月額料金 | 308円(税込) | なし |
A5スクエア相当 の印刷料金 |
A5スクエア相当(145x145mm) 20P 1冊まで月額料金内で無料 |
A5スクエア(148x148mm) |
送料 | 毎月1回無料 | 130円(税込) |
A5スクエア 1冊の場合 送料含む合計金額 |
308円(月額料金のみ) | 328円 |
備考 | 新規登録特典でひとつき目は月額料金も無料 4回までくりこしOK 1年間の継続利用で 1,500円割引き特典あり 5GBのデータ保管サービスあり(ドコモ回線契約者のみ) |
1P最大4枚まで配置できる サイズ・ページ数の選択肢がある 月額料金はかからない |
「A5スクエア相当20Pのフォトブックを作成」なら、ページ数や写真配置数はしまうまプリントの方が多いですが、送料を含めた1冊の料金ではdフォトの方が安くなります。
このような月額制タイプのフォトブックは、子供やペットの成長記録などで、毎月継続してフォトブックを作る方(1冊あたりの写真数は20枚ほどでOK)なら、お得に利用できるサービスです。
L判写真プリントで比較
比較対象 | Dフォト | しまうまプリント |
---|---|---|
月額料金 | 308円(税別) | なし |
印刷料 | 30枚まで月額料金内 30枚以上は1枚10円 |
しまうまオリジナル1枚:9円 フジカラー:13円 |
送料 | 1回無料 | 130円 |
30枚注文の場合 送料含む合計金額 |
308円(月額料金のみ) | 400円 |
備考 | 新規登録特典でひとつき目は月額料金も無料 4回までくりこしOK 1年間の継続利用で 1,500円割引き特典あり 5GBのデータ保管サービスあり(ドコモ回線契約者のみ) |
月額料金はかからない |
L判写真プリントの場合、「30枚印刷」の総額はdフォトの方が安くなります。
「毎月1回、L判30枚をプリント」という使い方なら、dフォトがおすすめです。
dフォトのフォトブック フォトブックマニアの口コミ・レビューまとめ
- 「月1冊、A5スクエア相当のフォトブックを作る」という条件なら最安値級
- 「月1回、L判写真30枚をプリントする」という条件なら最安値級
- 毎月1冊無料(月額料金内)の特典を、最大4冊分までくりこしできる
- 5GBの写真データ保管サービスつき(ドコモ回線契約者のみ)
- 1年間の継続利用で 、1,500円割引きの「1年ご利用特典」があり
- アプリはシンプルな機能のみなので初めての方でも簡単
- 1ページの配置枚数は1枚まで
- 自由なレイアウトはできない(レイアウトテンプレートに基づく配置)
- ページ数・サイズは変更できない
- 通常タイプの印刷は粉体トナータイプの4色印刷(激安フォトブックの価格帯では標準的)
dフォトのフォトブックは、
- 毎月継続して簡単なフォトブック(写真20枚以内)を作りたい
- もしくは、毎月継続してL判写真(写真30枚以内)をプリントしたい
という人にとってお得なフォトブックアプリです。

無料でお試しができ、解約も簡単に可能なので、気軽に作ってみてください。
また、docomoのアプリには他にも、以下のような子供向け「知育ゲーム」アプリもあります。
使い過ぎ防止機能や、誤操作防止機能(チャイルドロック)もあり、子供向け知育ゲームとして与えやすいアプリです。