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奥付が入力できるフォトブック8選!奥付・後書きには何を書く?

奥付(おくづけ)とは?

奥付は、書籍・雑誌の出版に関する概要をその本体に箇条書きで表示したものです。

奥付を書籍・雑誌の本体のどこに記載するかは、法令や業界規則で定められているわけではありません。日本では本文の末尾(最終ページ)に置くことが一般的ですが、並製本の雑誌、ムックや同人誌などでは表3(裏表紙の裏面)に記載しているケースもよくあります。また、洋書の場合は、タイトルページ(扉)の裏面などに奥付に相当する記載があり、それを日本では奥付に対して「前付け」と呼んでいます。

奥付が入力できるフォトブックでは、同ページに「あとがき」「編集後記」を入力できるテンプレートがあるフォトブックもあります。

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フォトブックの奥付には何を書けばいい?

フォトブックにも奥付を付けられるものがあります。しかし、フォトブックは出版社を通して販売する出版物ではありませんので、一般的な書籍のような詳細な奥付にする必要はありません。

一般的なプライベートのフォトブックの奥付に考えられる項目としては、

  • タイトル(サブタイトル、シリーズ番号なども含む。)
  • 編集者または撮影者(氏名でも、ニックネームでも。)
  • 撮影場所(旅行の地名など)
  • 撮影日(旅行の日程など)
  • 作成日(フォトブックサイトへの発注日)

などです。プライベートなフォトブックの奥付は備忘録的な意味があります。

また、フォトブックを同人誌などで販売や配布をする場合は著作権表示を入れると良いでしょう。

あとがきには何を書けば良い?

奥付を入力できるフォトブックには、あとがき(編集後記)も同ページに記載できる場合があります。

  • 旅行のフォトブックなら、旅行を決めた経緯、旅行で印象に残ったエピソードなど
  • 1年間のできごとをまとめたフォトブックなら、やはり印象に残ったエピソードや、1月の身長体重〜12月の身長体重の記録なども良いですね。
あとで読み返したとき楽しい・心が温かくなるエピソードが良いですね。

奥付やあとがきは「無し」がいいときは?

マイブック 内面にも社名やバーコードの記載はありません。

「奥付」という決まったページは無く、全てのページを自由に編集できるフォトブックもあります。
ただし、ロゴやバーコードは自動で挿入されるフォトブックが多いので、ロゴやバーコードも無いフォトブックが良い場合はこちらをご参考に。

奥付やあとがきが入力できるフォトブック8選

以下より

  • 既定の奥付ページやあとがきページがあって自動入力されるフォトブックと、
  • 奥付テンプレートは無く、自由に入力できるフォトブック

をご紹介します。

フォトバック〉のフォトブックの奥付

 

フォトバック FOLIO(フォリオ)の奥付ページです。

FOLIOは一般的なハードカバー上製本とは違い、先頭ページと最終ページの外側に厚紙と1ページ分の本文用紙を貼り付けて厚くし、表紙は付けずにジャケットを巻いて、ジャケットに表紙デザインを印刷してあります。

奥付は末尾見開きの左ページで左下にタイトルだけが自動入力され、その下にはサイトロゴURL英文社名が印刷されています。タイトルとサイトロゴとの間のスペースに、他の奥付項目を4行まで手動で入力することができます。
また、左上のスペースにはあとがきを記載することもできます。

BON 〉のフォトブックの奥付

無印良品推薦、図書印刷株式会社のフォトブックサイト「BON」のフォトブックの奥付ページです。

BON のフォトブックは上製本ですが、表紙が麻布の布張りと印刷に向かないクラフト紙の2種類だけです。表紙印刷ができないので、白い「表紙ラベル」に小さな文字で表紙タイトル(最大8文字)と背表紙タイトル(最大 16文字)を印刷して、図書館シールのように背の部分に貼り付けてあります。

最終ページにあとがきとして文章を記載することができます。
タイトルなどの自動入力や奥付専用のテキストフレームはありませんが、あとがきの文章内に自分で奥付を書き込むこともできます。

ノハナ〉のフォトブックの奥付

ノハナ 通常フォトブックの奥付ページです。

通常フォトブックは、毎月1冊無料で作れる 14cmスクエア/並製本・無線綴じのカジュアルなフォトブックです。

奥付は、本文最終ページの左上隅に、タイトル作成日製造番号の3項目が自動入力されます。
ノハナのロゴサイト名URLがページ中段の中途半端な位置に配置されていて、少々アンバランスなレイアウトです。
画像の試作品では入力しませんでしたが、同ページにあとがきも入力できます。

トロット〉のフォトブックの奥付

トロットのフォトブック B6サイズの奥付ページです。

携帯に便利な透明ブックカバーが付いたカジュアルなフォトブックです。ページ数の選択肢が 24ページと 64ページに限られていて、写真のフォトブックは 24ページですが、64ページにすればボリュームもあって実用的な写真集タイプです。

奥付は、本文最終ページの下段に左寄せでオーソドックスに配置されています。
自動入力のタイトル作成者製造番号、最下段に印刷・製本としてロゴタイプ・QRコード付きで会社名所在地URLが表示されています。
画像の試作品では入力しませんでしたが、同ページにあとがきも入力できます。

フォトジュエルS〉のフォトブックの奥付

フォトジュエルS スタンダードの奥付ページです。

フォトジュエルS レイフラットの奥付ページです。(スタンダードと同じように後書きも入力できます)

フォトジュエルSは、見開き2ページ分の本文用紙(印刷紙)12枚と前後の見返し用紙 2枚をすべて谷折りにして背中合わせで貼り合わせた合紙製本(商品名:レイフラット)と、通常の無線綴じ(商品名:スタンダード)、中央をテープで止めたフラット製本(商品名:フルフラット)の3種類の綴じ方があります。その全てにあとがき・奥付が入力できます。

先頭の本文用紙には右ページに白黒印刷の扉タイトル、末尾の本文用紙には左ページの左下隅に奥付があります。

奥付の記載はタイトル作成日が自動入力され、その下にサイトロゴが印刷されています。
奥付の上、ページ左上にあとがきを記載することができます。

アイプリ〉のフォトブックの奥付

フォトレボの姉妹サイト、アイプリのフォトブックの奥付ページです。

※アイプリはフォトレボとサービス統合されました。

奥付は本文最終ページの左下隅に配置され、タイトル(最大 14文字)、サブタイトル(最大 25文字)、作者名(最大 14文字/注文者名と異なっていても構いません。)発行日(最大 20文字/日付を自由に指定できます。)を入力することができます。

奥付の下には発行所(サイト名と URL)の記載が入力され、奥付の上、ページ左上にあとがき(最大 10行 400文字/40文字で自動改行)を記載することができます。

奥付を自由に編集できるフォトブック

既定の奥付ページがないフォトブックで、自由編集可能なフォトブックは、奥付の有無も自由に作成することができます。
写真ページに自作の奥付をレイアウトすることも可能です。

マイブック〉のフォトブックの奥付

 

マイブックのフォトブックは、専用の編集ソフト「MyBookEditor」をパソコンにインストールして編集します。

編集機能の自由度が高いソフトですから、すべてのページで自由に文字をレイアウトすることができ、最終ページに奥付を付けることも自由に行えます。(ただし、自由編はパソコン限定)

また、6種類あるフォトブックアイテムの中で「シンプル」と「MINI」は例外です。「シンプル」は全ページに写真を1枚ずつレイアウトするだけの簡単編集がメリットのアイテムです。「MINI」は小さ過ぎて奥付をレイアウトする余裕がありません。

マイブックのスマホ対応サイトはこちら

フォトレボ〉のフォトブックの奥付

試作品では色見本の画像を配置してます。写真などを自由に配置できます。

 

フォトレボのフォトブックも、専用の編集ソフトをパソコンにインストールして編集します。

文字レイアウトに使用するテキストボックスも含めて精密な自由編集ができるソフトですから、思い通りの奥付をデザインすることができます。(自由編集はパソコン限定です)ただし、右下にバーコードが入ります。

フォトレボのスマホ対応サイトはこちら

フォトブックの奥付の著作権表示について

他人に販売・配布する目的のフォトブック(同人など)で掲載内容をパブリックドメイン(転載自由)としたくない場合は、

[著作権マーク]+[発行年]+[著作権者名]のスタイルで著作権表示を明記しておくのが良いでしょう。

例:© 2020 Taro Yamada 

著作権(コピーライト)は、著作物であるフォトブックを作成した時点で自動的に発生する作者の権利(人格権と財産権)です。

フォトブックの作者にとっては、著作人格権が大切です。それによって、第三者が無断で作品を転用したり作品の内容を変更したりすることを禁止することができます。

同人誌や作品集の場合は、著作権表示はかならず付けておくべきです。表示がない著作物でも著作権法によって作者の著作権は保護されますが、明確に表示しておけば無用なトラブルを回避するのに役立ちます。

また、インスタやツイッター、ホームページをお持ちなら、URLをQRコードにして奥付に掲載するのもおすすめです。

参考:QRコードを作ってフォトブックに掲載する方法