パンフレットは、商業目的や官公庁・各種団体などの広報用としてよく利用されます。その使用目的や使用方法から、通常は、経済性と見やすさが重視されます。ただし、経済性については、商業目的の場合にはかえって高級品であることが求められることもあり、経済的であることが必要条件とは必ずしも言えません。一方、見やすさという条件はつねに重視され、手にとって開きやすく、見やすいことがパンフレットの絶対条件となります。
見やすいパンフレットは、完全に開ききることができる

合紙綴じのフォトブック
「完全に開き切ることができる」とは言い換えれば、180度フルフラットに開くことができるということです。
180度フルフラットに開けるかどうかは、製本方法の綴じ方によります。
簡易なパンフレットでもっとも多く使われている綴じ方は、観音開きや針金中綴じ(いわゆるホッチキス綴じ)ですが、フォトブックで針金中綴じのものは、ほとんど見当たりません。フォトブックでパンフレットを作るなら、無線綴じか合紙綴じになるでしょう。
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フォトブックで一番多い綴じ方は、無線綴じです。次に、最近増えているのが合紙(あいし)綴じです。

無線綴じと合紙綴じの違い
無線綴じにするとページを開き切ることはできません。ページが薄い用紙の場合に限って、印刷面を十分に開き切ることができますが、フォトブックで使用されている印刷紙は比較的厚めのものが多いため、おそらくパンフレットに向いている無線綴じの商品を探すのはむずかしいでしょう。
一方、合紙綴じのフォトブックは、中ページの用紙を貼り合わせて製本するため、必然的に厚いページになり、ハードカバーのものが多いです。小規模な小売店や飲食店などで、それを承知で敢えて合紙綴じのフォトブックを使用し、手作りのパンフレットを作りたいときは、綴じ合わせ部分が丈夫なものを選んでください。綴じ合わせが弱いものは、多数のお客様が手に取って見るうちに傷んでしまいます。
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