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しまうまプリントから7色印刷の「プレミアムハード」が新登場!
プレミアムハード |
プレミアム(販売終了) |
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しまうまプリントフォトブックは、姉妹サイトのネットプリントジャパン(略称NPJ)が2018年11月でサービスを終了するのに先立ち、A5(縦長)・A5スクエアの2サイズで高画質な7色印刷のフォトブック「プレミアム」(ソフトカバー)および「プレミアムハード」(ハードカバー)の販売をしまうまプリントフォトブックのサイトでスタートしました。
現在は、ソフトカバーの「プレミアム」は販売終了になり、7色印刷タイプはハードカバーの「プレミアムハードカバー」のみ販売されています。
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以下は、フォトブックを10年以上作り続けているフォトブックマニアが24社のフォトブックを同じ写真で制作し実際に比較した結果です【2023年最新】
参考:フォトブック24社を同じ写真で比較

しまうまプリントのプレミアムハードを作りました

しまうまプリント プレミアムハード
今回は、しまうまプリントの「プレミアムハード」のA5サイズを購入しましたのでレビューします。
プレミアムハードは、しまうまプリントのフォトブックの中で最も高価なアイテムです。
旧NPJよりも高い価格設定になっています。もっとも、NPJの価格がかなりの激安価格だったので、しまうまプリントのプレミアムハードは本来あるべき価格に近づいたように思います。
〈 しまうまプリント 〉プレミアムハード の仕様 | |
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サイズ | A5スクエア、A5、A4 |
ページ | 32P、48P、72P、96P、144P |
表紙 |
ハードカバー・無線綴じ(上製本タイプ) |
用紙 | 表紙:不明 (表面加工:マットPP加工) 本文:サテン(キヤノン純正半光沢紙/表面加工なし) |
印刷 | キヤノン DreamLabo 5000 によるインクジェット7色印刷 |
価格 | 1,498円~ |
送料 | メール便:130円 宅配便:690円 |
しまうまプリント プレミアムハードの配送パッケージ・包装

しまうまプリント ハードカバーの配送パッケージ
ハードカバーの「プレミアムハード」は、「メール便(130円)」を選択したところ、写真のように厚手の封筒に入って届きました。
メール便は厚さの制限があるため、緩衝材の裏張りもない普通の封筒でした。
封筒の中のフォトブックは、ポリ袋に包まれていましたので、ちょっとした水濡れは大丈夫と思いますが、大切な記念アルバムの場合は「ゆうパック宅配便(690円)」を選択されることをおすすめします。
しまうまプリント「プレミアムハード」の画質は?
- しまうまプリント プレミアムの画質(7色印刷)
- しまうまプリント プレミアム 7色印刷(800dpiでスキャン)
しまうまプリントの「プレミアムハード」は、キヤノンの超高画質な7色インクジェットプリンター DreamLabo 5000 で印刷されています。
拡大画像で分かる通り大変なめらかなグラデーションであり、陰影がとてもきれいに表現されています。生き生きとした美しい表情に仕上がっています。
※左側に暗い影が写ってしまっているのは、ページを開ききれなかったためです。しまうまプリントは無線綴じのため、ページが開きにくいのが難点です。
しまうまプリント「プレミアムハード」と「スタンダード」・「ライト」を比較
- しまうまプリント プレミアムの画質(7色印刷)
- しまうまプリント ライト(4色印刷)の画質
- しまうまプリント プレミアム 7色印刷(800dpiでスキャン)
- しまうまプリント ライト 4色網点印刷(800dpiでスキャン)
- しまうまプリント プレミアム 色味・発色
- しまうまプリント スタンダード 色味・発色
- しまうまプリント プレミアム 色味・発色
- しまうまプリント スタンダード 色味・発色
DreamLabo 5000 のインクジェット7色印刷としまうまプリント「ライト」のレーザープリンターによる4色印刷の画質を比較すると、違いがよくわかります。
ライトは色ムラがあり、プレミアムハードはまったく色ムラがありません。また、7色印刷のプレミアムハードは網点(ドットパターン)も見えず、美しい仕上がりです。
7色印刷「プレミアムハード」の自動補正の効果は?

しまうまプリント プレミアム 自動補正 有無の比較
しまうまプリントは、写真ごとに自動補正の有無を設定できます。
ただし、詳細な補正レベルの調整はできず、「補正するかしないか」の2択です。
上掲の左側の自動補正した写真は、額のハイライト部分やブーケの白い花びらが若干白飛びしていますが、陰影部分の肌色や漆黒の髪の毛がきれいに描き出され、ネックレスのパールの色や輝きが美しく立体的に再現されています。暗めの写真には自動補正を試してみましょう。
しまうまプリント「プレミアムハード」の綴じ方・装丁は?
しまうまプリントのプレミアムハードは、無線綴じのハードカバーです。
上製本タイプなので、硬く折れにくい表紙で本文ページが守られています。長期保存したいフォトブックには、ハードカバータイプのフォトブックを選びましょう。
なお、他社(フォトレボやマイブックなど)の無線綴じフォトブックでは、見返しの次に半透明のトレーシングペーパーが入っていましたが、しまうまプリントのプレミアムハードにはありませんでした。

しまうまプリント プレミアム ハードカバー
DreamLabo 5000 7色印刷に使用するキヤノン純正の専用写真用紙は、4色印刷のフォトブックで一般に使用されるコート紙よりも厚みがあります。「プレミアムハード」に使われている半光沢紙「サテン」も、丈夫で破けにく厚みを備えています。
このような厚みのある用紙を本文に使用し、通常の無線綴じで製本している「プレミアムハード」は、見開きののど(背に近い余白)の部分をしっかり開くことができません。無理して開こうとすると、ページが脱落する場合もあります。

しまうまプリント プレミアム 中央部の写真配置には注意が必要です。
従って、1枚の写真を見開き2ページにわたってレイアウトすることはおすすめしません。
(見開き2ページにわたってレイアウトしたい場合は、合紙綴じのフォトブックを参考に。)
また、のど(中央の綴込み部分)付近まで写真をレイアウトすると、その部分が常にゆがんで見えたり隠れたりすることになりますので、のど付近へは余白を設けたレイアウトがおすすめです。

しまうまプリント プレミアム ハードカバー
なお、裏面にはバーコードが記載されており、中面にはバーコードとしまうまプリントフォトブックのロゴが記載されています。
※しまうまプリントは「ロゴ」のみ有料(50円)で「非表示」にできます。バーコードは表示されます。
参考:ロゴ・QRコード・バーコードの記載が「無い」フォトブックと「ある」フォトブック
しまうまプリント「プレミアムハード」の用紙・光沢感は?

半光沢タイプ(画像はキヤノン専用紙:サテン)
「プレミアム」の用紙はキヤノン純正紙「サテン」で、半光沢タイプの控えめで美しい光沢感です。
印刷部分と印刷がない部分(白い部分)は均一な光沢です。
インクジェットタイプのため印刷部の盛り上がり感は全くありません。
しまうまプリントのほかのアイテムの用紙の比較はこちら
しまうまプリント「プレミアムハード」の表面加工は?

しまうまプリント プレミアム ハードカバー
しまうまプリント プレミアム ハードカバー(無線綴じ)
今回印刷した「プレミアム」は、「ラミネート加工(マットPP加工)」を施してあります。
消耗品的なフォトブックではなく、長期保管にも耐える作品が作れます。
本文の用紙には表面加工はありませんが、DreamLabo 5000 7色印刷は、耐久性に優れ、暗所保存の品質保持期間が300年と推計されています。
外からの物理的な力を受けにくい本文ページには、基本的に表面加工を必要としません。
しまうまプリント「プレミアムハード」まとめ
しまうまプリントのプレミアムハードは、しまうまプリントの中では最も高画質・高品質のフォトブックです。
しまうまプリントでフォトブックを作るなら、日常のスナップなら「ライト」や「スタンダード」を、大切な記念アルバムには「プレミアムハード」といったように使い分けましょう。
作成時はノドの部分の開きにくさを考慮し、レイアウトのチョイスを工夫してみましょう。
しまうまプリントフォトブックの詳しいレビューはこちら
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