フォトブックを徹底比較。マイブック VS ビスタプリント
- ビスタプリント フルフラットフォトブック
- マイブック ART-HC
- ビスタプリント 表紙の印刷(拡大)
- マイブック 表紙の印刷(拡大)

フォトレボ / ビスタプリント / マイブック の画質
目次
フォトブックを画質で比較。
マイブック VS ビスタプリント
- ビスタプリントの表紙の画質
- マイブックの表紙の画質
- ビスタプリント フルフラットフォトブック
- マイブック(4色印刷)
マイブックとビスタプリントは、どちらも4色印刷です。
画質は、どちらも人物の顔色が健康的で、明るく綺麗に仕上がり、甲乙つけがたい仕上がりでした 。
画質においては、どちらを選んでも後悔しないでしょう。
画質では決めれないので、同条件での価格を比較してみましょう。
フォトブックを価格で比較。
マイブック VS ビスタプリント
A4・ハードカバーで比較した場合、ビスタプリントが低価格です。
ビスタプリント A4 ハードカバー (フルフラットフォトブック) |
24ページ 3,180円 |
---|---|
マイブック A4 ハードカバー (ART-HC) |
20ページ 5,900円 |
ほぼ同じ条件にするために、2社を同条件で比較します。マイブックとビスタプリントに共通する仕様(A4)・ハードカバーです。ページ数は、マイブックART-HCは、10P区切りしかないため、20ページで比較しています。
価格では、ビスタプリントの価格が圧勝です。
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次に、本の作り・装丁・綴じ方で比較してみましょう。
フォトブックを装丁で比較。
マイブック VS ビスタプリント
- 【ハードカバー】ビスタプリント 合紙綴じ
- マイブック 無線綴じ
フォトブックの装丁・綴じ方は、ビスタプリントは合紙綴じorリング綴じで、マイブックは糸綴じor無線綴じです。
合紙綴じと無線綴じまたは糸綴じの違い

無線綴じと合紙綴じの違い
合紙綴じ(ビスタプリント)はフォトブックがフルフラットに開けますが、無線綴じまたは糸綴じ(マイブック)は中央部分が歪んでしまいます。
フォトブックマニアのおすすめは、180度フラットに開ける合紙綴じ(ビスタプリント)です。
綴じ方の違いを詳しく解説しているページはこちら
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ビスタプリントのフルフラットフォトブックは180度開ける「合紙綴じ」
ビスタプリントのハードカバーフォトブックの名称は、「 フルフラットフォトブック 」です。本文ページに合紙綴じを採用し、見開き2ページを1枚の用紙に印刷して谷折り(印刷面を内側にした二つ折り)でページ順に貼り合わせてありますので、切れ目のない見開きをフラットに開いて見ることができます。
用紙の間に台紙が挟まれているため、ページがアルバム台紙のように厚くなっていますが、2ページにわたるワイドな写真表現におすすめです。また、従来の合紙綴じフォトブック(他社製品)には、ページを開いたときに背表紙と耳(表紙の端)の辺りが不自然に浮いた状態になるという悪いところがありました。「 フルフラットフォトブック 」ではその悪いところが改善され、アルバム風のフォトブックとは異なる書籍らしい外観を保てるようになっています。
ビスタプリントの「リング式フォトブック」はインスタやフェイスブックの画像が引用可能

ビスタプリント リング式フォトブックコラージュ
一方、ビスタプリントのリング式フォトブックは、表紙・ページを360度スムーズに開くことができ、好きな写真を表に出して飾っておくこともできます。
フルフラットフォトブックよりも発色が良くないですが、デザインテンプレートが使用可能で、価格も低価格(¥680〜)で制作できます。
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マイブックは「無線綴じ」か「糸綴じ」
マイブックには全5種類のフォトブックがあり、その内の4種類がハードカバーです。いずれも表紙全体に厚く丈夫な透明フィルムによるコーティング処理(ラミネート加工)が施され、丁寧な仕上がりによって高級感を醸し出しています。特にハードカバーは背表紙部分の加工が美しく、閉じたときには上製本の趣きがあります。

マイブックDXとART-HCの開き方を比較
また、3種類のハードカバー(MyBook DX、シンプル、MINI)では、本文ページの綴じ方として糸綴じを採用しています。糸綴じのハードカバーは長期保存に適した丈夫な装丁であるだけでなく、無線綴じよりもページの開きが良くて見やすいという大きなメリットがあります。
ただし、開きやすさで言えばビスタプリントの「合紙綴じ」には敵いません。
次に、編集画面で使えるデザインテンプレートを比較してみましょう。
フォトブックをデザインテンプレートで比較。
マイブック VS ビスタプリント
ビスタプリントのデザインテンプレートは
「フルフラットフォトブック」にはありませんが
「リング式フォトブック」には豊富に揃っています。
ビスタプリントのリング式フォトブックには、たくさんのデザインテンプレートが揃っています。作りたい作品にふさわしいデザインを選ぶことができ、全ページ同じデザインになります。
一方、フルフラットフォトブックは、自由編集ができる編集画面にレイアウトテンプレートが表示されますが、デザインテンプレートはありません。
装飾をする場合は・マスク・フレームなどの装飾用素材を使います。

ビスタプリントweb編集ソフト 自動レイアウト可能です。

ビスタプリントオンライン編集ソフト
編集ソフトは自由度が高く、フリーの素材を配置して装飾することも可能です。
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マイブックのデザインテンプレートは
テーマ別のおしゃれなテンプレートが豊富です。
マイブックの ART-HC/SC、DX は、おしゃれなデザインテンプレートが多彩に揃っています。すべて写真・文字を入れ替えるだけでそのまま印刷できるテンプレートです。しかも、画像枠、文字枠、デザイン素材を自由に変更・移動・追加・消去できますから、テンプレートをベースにして自分だけのオリジナル作品を仕上げることもできます。
テンプレートの比較では、マイブックの方がおしゃれでハイクオリティです。
マイブックの公式サイトはこちら
フォトブックを納期・送料で比較。
マイブック VS ビスタプリント
マイブック | ビスタプリント | |
納期 | 6営業日目に出荷 | 6営業日目に出荷 (リング式フォトブックは4営業日) |
送料 | 500円(税別) 毎月20日の注文は無料 |
500円(税別) 4,500円以上送料無料 |
マイブックの発送日と配送方法・配送料
・注文日の翌営業日から起算して6営業日目に広島工場から出荷。
・ヤマト運輸の宅急便、配送料500円(税別)。
・毎月20日の注文は送料無料
ビスタプリントの配達日と配送方法・配送料
・千葉工場から出荷し、注文日の約6営業日目に出荷。(リング式フォトブックは4営業日)地域によって異なります。
・主にゆうパック、配送料500円(税別)。
送料は同額
送料は同額でした。(以前はマイブックの方が100円安かったのですが、値上がりしました。)
ただし、ビスタプリントは4,500円以上の購入で送料無料になり、マイブックは20日の注文にかぎり送料無料になります。
フォトブックサイズと商品名
マイブック 商品種類とサイズ別・最小ページ数の税別価格
MyBook ART-HC 無線綴じ・ハードカバー / 10P [CD] 2,100円 ~
MyBook ART-SC 無線綴じ・ソフトカバー / 10P [CD] 1,400円 ~
MyBook DX 糸綴じ・ハードカバー / 12P [140Y] 2,700円 ~
MyBook シンプル 糸綴じ・ハードカバー / 20P [188S] 2,800円
MyBook MINI 糸綴じ・ハードカバー / 12P [76S] 900円
ビスタプリント 合紙綴じ・ハードカバーの最小ページ数の税別価格
フルフラットフォトブック 縦長タイプMサイズ 縦 20cm × 横 15cm / 24P 2,980円
フルフラットフォトブック 縦長タイプLサイズ 縦 28cm × 横 21cm / 24P 3,980円
フルフラットフォトブック 横長タイプLサイズ 縦 21cm × 横 28cm / 24P 3,980円
フルフラットフォトブック スクエアLサイズ 縦 21cm × 横 21cm / 24P 3,580円
フルフラットフォトブック スクエアXLサイズ 縦 30cm × 横 30cm / 24P 5,980円
リング式フォトブック 縦 140mm × 横 102mm / 20P 540円
ビスタプリントのフラットフォトブックは24Pから、リング式は20Pからですが、マイブックは10Pからです。
同じページ数で比較したときの値段ではビスタプリントの方が安いです。
フォトブックを運営企業で比較。
マイブック VS ビスタプリント
技術のマイブック
国際的評価も高い業界トップの実力派。
マイブックを運営するアスカネットは、フォトグラファー向けの ASUKABOOK で世界的に知られているフォトブックメーカーです。アメリカ写真家協会が毎年開催する国際コンペにおいて、過去5回にわたりアルバム部門トップの賞を獲得しました。マイブックのフォトブックにはその高度な技術が生かされています。
現在、マイブックのフォトブックは CMYK4色のオンデマンド印刷の製品で、液体インクによる最新の網点方式で印刷されています。色再現性とグラデーション(諧調表現)にたいへん優れ、高品質なオフセット印刷に近い高画質です。
マイブックの公式サイトはこちら
洗練のビスタプリント
美しさにこだわる4色印刷の優等生。
ビスタプリントの運営企業は、2016年にビスタプリントジャパンから社名変更したシンプレスジャパン(東京・晴海)です。千葉県木更津市に自社工場(千葉工場)を建設しています。パリに本部を置く国際印刷企業と日本の有力印刷会社との合弁企業であり、新しい千葉工場は洗練されたオフィスのような外観です。そこで印刷されているフォトブックにも、洗練の美しさが感じられます。ビスタプリントのフォトブックで使用されている印刷機は、スタンダードな4色液体インクのオンデマンド印刷機(機種不明)ですが、並みの4色印刷とは一線を画した美しい写真印刷を実現しています。
ビスタプリントの公式サイトはこちら
どちらもカスタマーサービスが充実しており、信頼のおけるフォトブック会社です。
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