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ココアルのフォトブック作成レビュー【画質比較】【長所短所】口コミ/評判

ココアル ハードカバー

ココアルのフォトブックサービスは終了しました。
フォトブック数十社を実際に印刷して調査したおすすめランキングはこちら

ココアルのフォトブックを作りました。

ココアルは、ワープロソフト「一太郎」や日本語変換システム「ATOK」で有名なジャストシステムの直営フォトブックサイトです。今回作ったフォトブックは、上製本タイプの「フォトブック ワイド」です。

ココアル ハードカバー

ココアル フォトブック ワイド 上製本タイプの表紙

ココアルのおすすめポイントと注意点
  • ◯ 標準で6色印刷
  • ◯ 他社と比較して表紙が厚く丈夫。(ただし無線綴じなので、合紙綴じのフォトブックの方が中ページ(本文)の紙は厚いです。)
  • ◯ PUR製本なので従来の無線綴じよりページが開きやすい。(→PUR製本とは?
  • ◯ ウェブ上での編集が可能(画像補正も可能)。winのみダウンロードソフトでの編集も可能。
  • ◯ デザインテンプレートが豊富 自動配置も可能
  • × サイズの選択肢が少ない
  • × スマホ非対応(画像アップロードのみ可能)

 

購入したココアル「フォトブック ワイド」の仕様・価格

サイズ A4変形ワイド(縦21cm x 横28cm)
ページ 32ページ
装丁 上製本タイプ(ハードカバー・背表紙付き)/無線綴じ(PUR製本)
印刷 6色印刷
価格 通常 5,122円(税込)→ キャンペーン特価 3,178円(税込)

ココアルのフォトブックは、「フォトブック ワイド」と「フォトブック スクエア」(A4変形スクエア、上製本タイプ)の2サイズだけです。シンプルな品揃えですが、購入した「フォトブック ワイド」32ページは一番高額な商品になります。

ココアル フォトブック ワイド 表紙の写真画質(拡大)

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以下は、フォトブックを15年以上作り続けているフォトブックマニアが
24社のフォトブックを同じ写真で制作し実際に比較した結果です【2024年最新】
参考:フォトブック24社を同じ写真で比較 【2024年4月】フォトブックおすすめ24社を同じ写真で比較!【30%OFFクーポン有】

ココアルは6色印刷。

ココアル ハードカバー

ココアル フォトブック ワイド 本文ページのワイドな見開き

ココアル フォトブック ワイド 本文の写真印刷の画質(拡大)

ココアル フォトブック ワイド 本文のCMYK印刷色見本と文字テストプリント

ココアルのフォトブックは、一般のオンデマンド印刷がCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、キープレートのブラック)の4色印刷であるのに対し、インクを2色加えた6色印刷の印刷機で印刷されています。この2色(通常ライトシアンLcとライトマゼンタLm)の効果で、諧調性が向上して大変滑らかなグラデーションを実現しています。

ココアルの画質

ココアルは6色印刷なので網点(ドットパターン)が見えなく高画質なのですが、他社と比較すると少し暗めな仕上がりなのが残念なところです。暗めの画像はあらかじめ明るめに補正しておくことをおすすめします。

ココアルは表紙がとても厚い。

ココアル フォトブック ワイド 分厚いハードカバーとPUR製本の本文

ココアルのフォトブックの表紙は、一般の上製本タイプのフォトブックと比べて厚みがあります。(厚さ測定器で計測した表紙の厚み:約3.5mm)それによって、最大ページ数がわずか32ページという薄い本文でありながら、上製本タイプらしい重厚感を生み出しているようです。

また、本文ページには硬めで腰のある用紙が使われています。PUR製本によるすっきりとした無線綴じであることも手伝って、大変きっちりとした上質感のある装丁に仕上がっています。

PUR製本とは?

PUR製本のフォトブックを比較

新開発の製本糊(PUR)を使用したPUR製本と呼ばれる新しいタイプの無線綴じです。PURは従来のホットメルト糊で本文の背を固める無線綴じよりも接着力が強いため、上の写真のように薄い膜状の接着層でもページをしっかりと固定することができます。また、固まっても柔軟性が高いため、ページを開きやすいというメリットもあります。

ココアルを利用するときは、まずユーザー登録を。

ジャストシステムは、日本でインターネットと Windows が普及する以前の80年代から日本語のソフト環境を創り上げてきたITのパイオニアです。ネット環境についても熟知しているPCソフトのトップ企業ですから、ココアルについても信頼性の高いサービスシステムを構築しているようです。

ココアルでフォトブックを初めて作るときは、まずユーザー登録が必要です。利用者からすれば登録なしで試しに編集画面を操作してみることのできるサイトの方が便利ですが、無用なアクセスによるサーバーの負荷を減らすことや膨大な顧客情報を安全に一元管理することに役立つのでしょう。

【ジャストシステムの登録ユーザーの場合】
ジャストシステムの登録ユーザーでも、ココアルでの登録をしなければなりません。ただし、すでに登録済みのIDとパスワードで登録すれば、秘密の質問による本人確認をするだけで、個人情報の入力を省略して登録が完了します。

ココアルの編集ソフトは
ダウンロード版(Winのみ)とWeb版を選択できます。

ココアルのフォトブックは、Windows版の無料ダウンロードソフト(Macは使用不可)か、
ホームページ上で動作するWeb版ソフト(Mac対応)で編集します。

どちらも写真を自動レイアウトできる簡単・速攻タイプの編集ソフトです。レイアウトと同時に多数の登録写真の中から写真選択も自動で行いますが、大きくレイアウトしたい「お気に入り」写真を5枚まで指定することができます。

※ Mac版のダウンロードソフトとスマホ用のアプリはありません。

Windowsユーザー限定の無料ダウンロードソフトで作る。

ココアル ココアルクイック 編集画面

無料ダウンロードソフトの名前は、「ココアルクイック」。ネーム通りの簡単編集ソフトで、サイト説明では、「最短3分で写真を自動セレクト、おまかせレイアウト」と得意技を謳っています。

ただし、すべてお任せという訳ではなく、豊富なテンプレートが揃っていて、目的に合わせた作品作りができます。特に子供の成長記録にふさわしいデザインが充実しています。

中には、白紙の状態から自由編集できるテンプレートも含まれています。しかし、簡単編集がコンセプトのソフトですから、編集機能は簡易的なものに限られています。

テンプレートがとても豊富

2018年3月現在、収録テンプレートの種類とテーマは、「おまかせアルバム」27点、「1年アルバム」4点、「自分で作るアルバム」28点、「イベントアルバム」16点、「プレゼントアルバム」2点、以上合計5種類・77テーマです。レイアウト変更や自由編集をするときに選択できるレイアウトテンプレートもたいへん豊富です。

自由度の高い文字入力機能

パソコンにインストールされているフォントの中で、日本語入力モードに対応しているすべてのフォントが使えます。

表紙にだけ既定のタイトル、サブタイトルと背表紙タイトルのテキストボックスが固定されています。しかし、このボックスを使わなくても、新規のテキストボックスを表紙・本文ページの好きな位置に設定でき、縦書きも選択できます。文字入力の自由度が高いフォトブックです。

デザイン素材も豊富

背景素材が豊富で、背景色64色、紙模様32点、織物柄60点、イラスト11点を収録しています。その他、スタンプ22種類と手書きのペン機能が使えます。

ダウンロード版の写真配置数は無制限

1ページに配置できる写真枚数は無制限です。web版は見開き(2ページ)18枚までの制限があります。

すぐに作りたい人や MacユーザーはWeb版編集ソフトで。

ココアル Web版ココアル 編集画面

Web版ソフトの名前は、「ココアル」。ダウンロード版の「ココアルクイック」と機能的にはほぼ同じですが、テンプレート、フォント、デザイン素材の種類や数が異なります。

テンプレートが12テーマ

背景とフレームの異なるテンプレートが12テーマから選べます。各テーマは、背景色が白だけのもの、白黒2色またはカラー4~6色から選べるもの、背景模様3~8点から選べるものなどがあります。至ってシンプルなデザインのものばかりですから、さまざまなニーズに対応した使いやすいフォトブックです。

レイアウトの自由度は高いがフォント数は限られた文字入力機能

文字入力ではソフトに収録されたフォント28書体が使えます。「ココアルクイック」と違ってフォントの選択肢は限定されていますが、急いで作りたい時にはこれくらいのフォント数の方が選びやすいでしょう。表紙・本文ページのどこにでも新規のテキストボックスを配置できることと、文字の大きさや縦書きが自由に選べることなど、文字レイアウトの自由度は「ココアルクイック」とほぼ同じです。

Web版編集ソフトの写真配置数は見開き18枚まで

web版は見開き(2ページ)18枚までの制限があります。最初のページ、最後のページは選ぶテーマによって異なりますが、1枚もしくは2枚です。 ※テーマのプロフェッショナルはすべて1枚です。

写真を大きく印刷するときの注意点

美しい写真印刷のためには、画像編集ソフトで写真の解像度を最適化し、サイズを必要なピクセル数に設定しなければなりません。特に注意が必要なのは、1枚の写真を余白なしでページ全面に印刷する場合です。ピクセル数が不足している画像を拡大して印刷するとぼやけたりざらついた写真になり、大きな写真ではその汚さが余計に目立ちます。

また、写真をページの端までいっぱいに印刷するときは、製本で裁ち落としの位置がずれることを想定して、裁ち落とし線よりも5mm程度はみ出すように画像をレイアウトしなければなりません。

従って、オンデマンド印刷における画像のおすすめな解像度は 300dpi ですから、ココアルのフォトブックでページ全面にレイアウトする写真は画像編集ソフトでまず解像度を 300dpi に変更し、次に以下のサイズ(ピクセル数)でトリミングしてから保存してください。

・ワイドタイプ   縦 2,596px : 横 3,363 px
・スクエアタイプ  縦 2,596px : 横 2,537 px
(※印刷サイズ 1 cm = 118 px が目安。)

解像度 300dpi でこのサイズにトリミングできない小さめの写真は、A4サイズのページ全面にレイアウトするのには向きません。写真撮影のときに、カメラの保存データの解像度を高めに設定して撮影してください。