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キヤノン フォトジュエルS(PhotoJewel S)で5種のフォトブックを作ってみた!口コミレビュー

キヤノンのフォトジュエルS(PhotoJewelS )は、同社の業務用フォトプリンター DreamLabo 5000 の7色印刷によって誰でも最高画質の写真集が作れるフォトブックサイトです。

PhotoJewel S は2023年10月3日(火)にサービス終了予定です。
https://cweb.canon.jp/photojewel-s/info/20230731/

フォトジュエルS(PhotoJewel S)のフォトブック一覧表

フォトブックのアイテムは、製本タイプの異なる4種類。アイテムによって選べるサイズや本文用紙が異なります。

アイテム おすすめ ハードカバー
レイフラット
ハードカバー
フルフラット
ハードカバー
スタンダード
ソフトカバー
スタンダード
外観
表紙
製本
綴じ方
ハードカバー / 合紙綴じ
ハードカバー
フラットタイプの製本

ハードカバー / 無線綴じ
ソフトカバー / 無線綴じ
サイズ
(本文)
21cmスクエア( 内寸:204 x 204mm )
30cmスクエア( 内寸:294 x 294mm )
A4タテ( 内寸:291 x 204mm )
A4ヨコ( 内寸:204 x 291mm )
30cmスクエア
A4タテ
A4ヨコ
21cm
スクエア
15cmスクエア 
( 内寸:148 x 148mm )

21cmスクエア

本文用紙
印刷方式
画質
選択可:光沢紙 / ラスター紙
ファインアート紙
光沢紙 半光沢紙 選択可:半光沢紙 / 光沢紙

全商品DreamLabo 5000 の インクジェット7色印刷(用紙により若干発色が異なります)

フォトジュエル S 光沢紙 フォトジュエル  半光沢紙(サテン) フォトジュエル S ファインアート紙 フォトジュエルS ラスター紙

通常価格
(税込)
21cmスクエア・光沢紙 20P
7,128円 ~
21cmスクエア・光沢紙 20P
4,928円 ~
21cmスクエア・半光沢紙 20P
3,278円 ~
15cmスクエア・半光沢紙 20P
1,628円 ~
編集
アプリ
パソコンソフト 対応OS
Windows 7 以上、OS X 10.9.5 以上
パソコンソフト 対応OS
Windows 7 以上、OS X 10.9.5 以上

スマホ / タブレットアプリ 対応OS
Androis 4.4 以上、iOS 11.0 以上

ページ数
写真枚数
見開き2Pに最大30枚 パソコン版
見開き2Pに最大30枚

スマホ・タブレット版
20P:20枚 ~ 50枚

配送方法
送料
(税込)
・宅配便:880円 ・メール便:330円
※メール便の対象は、ソフトカバー2冊またはハードカバー・21cmスクエア1冊に限定。
納期 注文完了から概ね2週間でお届け
無線綴じの「スタンダード」は、他社の同サイズの7色印刷フォトブックと比較すると「最安値級の価格設定」で大変お得です。
 


スマホアプリ
からの注文は、選べるアイテム、サイズ、ページ数が限定されていますが、
画質はパソコンからの注文と同じく、超高画質なDreamLabo5000 7色印刷です。

※上掲の画像で表紙に黒い帯のあるものは2019年に作成したものですが、2022年に再度同じ写真の光沢紙で作成したところ、発色の美しさが向上していました。制作ソフトもバージョンアップされています。

フォトブックマニアのおすすめは合紙綴じの「レイフラットです
※レイフラットはパソコンからの注文限定商品

安価に作りたい場合は、無線綴じの「スタンダード」で作成しましょう。

PhotoJewelSの編集ソフトを試してみる

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以下は、フォトブックを15年以上作り続けているフォトブックマニアが
24社のフォトブックを同じ写真で制作し実際に比較した結果です【2024年最新】
参考:フォトブック24社を同じ写真で比較 【2024年4月】フォトブックおすすめ24社を同じ写真で比較!【30%OFFクーポン有】

フォトジュエルS(PhotoJewel S)の画質は?

フォトジュエルSのフォトブックは、すべてキヤノンの業務用フォトプリンター DreamLabo 5000 (7色インクジェットプリンター)で印刷されています。

キヤノン純正の写真用紙に印刷される写真は、色再現性と諧調性に極めて優れ、深みのあるリアルな色合いと滑らかで自然なグラデーションを表現できます。高品位のオフセット印刷や銀塩プリントに勝る高画質な写真印刷です。

用紙が4種類

フォトジュエルSで使用される純正写真用紙は、以下4種類です。

 

用紙 特徴

フォトジュエル S 本文の紙質(光沢紙 / グロッシー)光沢紙(グロッシー)

ツヤツヤした鏡面の光沢

フォトジュエル S 本文の紙質(半光沢紙 / サテン)

半光沢紙(サテン)

フォトジュエル  半光沢紙(サテン)落ち着いた半光沢のツヤ感


ラスター紙

落ち着いた半光沢のツヤ感
半光沢紙(サテン)に近い

ファインアート紙

完全にツヤ無し無光沢
画用紙のような質感

DreamLabo 5000のフォトブックで、用紙が4種類もあるのはフォトジュエルSだけです。
特に「ファインアート紙」の、完全ツヤ無しでマットな質感は、しっとりとした高級感があり、他社にはなかなか無い仕様なのでぜひ試してみてください。まるでアート作品のようなフォトブックが作れます。

製本タイプにより選べる用紙が変わります。

  • スタンダード→光沢紙、半光沢紙
  • フルフラット(パソコン注文限定)→光沢紙のみ
  • レイフラット(パソコン注文限定)→光沢紙、ラスター紙、ファインアート紙

ファインアート紙ラスター紙はパソコンからの注文のみに対応している「レイフラット」でしか選べません。
光沢紙は全てのタイプで使用可能です。

光沢紙(グロッシー)の印刷画質

フォトジュエル S 本文の紙質(光沢紙 / グロッシー)

紙質(光沢感)カメラ撮影

「光沢紙」は、キヤノン純正・DreamLabo5000専用の光沢写真用紙です。つやのある表面で発色に優れ、滑らかなグラデーションが美しい写真に仕上がりました。
髪の毛や衣服の布地、ペットの毛並みなど、被写体のディテールや質感が精緻かつリアルに表現されました。

※2022年に再度同じ写真で作成したところ、初回(2019年)よりも発色の美しさが向上していました。制作ソフトもバージョンアップされています。スキャン画像は新しい2022年のものです。

フォトジュエル S  CMYKで発色・色味の比較(光沢紙)

フォトジュエル S  CMYKで発色・色味の比較(光沢紙)

DreamLabo5000の専用紙は、キヤノン純正インクとの組み合せで、暗所保存 300年という印刷耐久性があります。その中でも光沢紙は厚手なので、長く大切に残したい写真集に最適です。

半光沢紙(サテン)の印刷画質

フォトジュエル S 本文の紙質(半光沢紙 / サテン)

紙質(光沢感)カメラ撮影

「半光沢紙」は、光沢紙よりも光の反射を抑えたキヤノン純正・DreamLabo5000の専用の写真用紙です。完全なつや消しではなく、上品なつや感を残し、落ち着いた高級感のある写真画質になります。

基本の諧調性は光沢紙とあまり変わらず、深みのある色合いやグラデーションの表現力も同様に優れています。

※2023年に再度同じ写真で作成したところ、初回(2019年)よりも発色の美しさが向上していました。制作ソフトもバージョンアップされています。スキャン画像は新しい2023年のものです。

印刷の耐久性も光沢紙と同様である上に、耐水性があることと、光沢紙よりも指紋が付きにくいです。
厚みは同じ製本方法で比較した場合、光沢紙よりも若干薄めです。

ラスター紙の印刷画質

紙質(光沢感)カメラ撮影

ラスター紙」は、レイフラット限定・パソコン注文限定です。キヤノン純正・DreamLabo5000の専用の写真用紙です。

半光沢紙(サテン)の仕上がりに似ています。微粒面は控えめな光沢があり、マット紙のように色が沈むこともないので、暗部のディティールまできれいに表現されています。
光沢紙のような派手さはありませんが、高級感のある上質な仕上がりです。

ファインアート紙の印刷画質

紙質(光沢感)カメラ撮影

ファインアート紙」は、レイフラット限定・パソコン注文限定です。キヤノン純正・DreamLabo5000の専用の写真用紙です。

キヤノン純正のファインアート紙は、原料にパルプを使用していない綿100%のコットン紙です。印刷面のコート層は染料インクが浸透しやすく、その表層部分に顔料インクの色粒子がむらなく固着する構造になっています。

DreamLabo 5000 による[光沢]、[半光沢]、[ラスター]は染料インクだけで印刷されていますが、[ファインアート]は染料インクと顔料インク(どちらもキヤノン純正品)を組み合わせて印刷されます。それによって、暗部のグラデーションまで忠実に再現できる表現力と色再現性を実現しています。

完全にマットで無光沢なしっとりとした紙の質感、さらにこの超高画質は、他社ではなかなか実現できない仕様です。

フォトジュエルS(PhotoJewel S)の表紙の光沢感

フォトジュエルSの表紙は、すべてツヤのない無光沢です。
さらさらとした質感で、上品で高級感のある仕上がりです。

フォトジュエルS(PhotoJewel S)の製本は4種類

 

フォトジュエルSのフォトブックは、製本方式の違いによって以下の4アイテムに分けられます。

アイテム名 製本方式

おすすめ
ハードカバー

レイフラット

ハードカバー/上製本
合紙綴じ
ハードカバー
フルフラット
ハードカバー / 上製本
中央をテープで止めたフラット製本
ハードカバー
スタンダード
ハードカバー/上製本
無線綴じ
ソフトカバー
スタンダード
ソフトカバー / 並製本
無線綴じ
一番おすすめなのはハードカバー / レイフラットです。
完全にフラットに開くことができる合紙綴じで、見開き2ページにわたるダイナミックな写真レイアウトが可能になります。
 
ただし、現在のところレイフラットはPCからの注文限定商品で、スマホからは注文できません。

ハードカバーのレイフラット(合紙綴じ)

フォトジュエルS ハードカバー レイフラット(合紙綴じ)

PhotoJewel S のレイフラットは、合紙綴じです。

見開きページの印刷紙を二つ折りにして貼り合わせているので、切れ目のない1枚紙の見開きを、180度フルフラットに開くことができます。

片面印刷の見開き用紙を谷折りで貼り合わせるので、ページが厚く丈夫です。ちょっとしたことでは破れたり折れたりしにくく、子供の絵本や卒業アルバムと同じ綴じ方です。

無線綴じのように、中央の綴じ合わせ部分(のど)が隠れないので、自由なレイアウトが可能です。(→合紙綴じとは

見返し(表紙と本文を接合する丈夫な紙)には黒色の質感ある用紙が使われていて、フォトブックが引き締まった印象になり、高級感があります。

PhotoJewelSでレイフラットを見てみる

ハードカバーのフルフラット(中央をテープでとめたフラットな製本)

フォトジュエル  ハードカバー フルフラット

 

PhotoJewel S のフルフラットは、両面印刷の本文ページを透明の極薄製本テープで綴じ合わせる製本方法です。
見開きをフラットに180度開くことができます。

 
合紙綴じと違う点
は、

  • 見開き中央に縦の切れ目が入ります。
  • 合紙綴じ(レイフラット)よりページが薄いですが、その分、軽く・薄くコンパクトになります。

180度に開けるタイプが希望で、持ち運びをする用途や、収納スペースを削減したい場合にはおすすめです。

フルフラットとスタンダードは、黒の見返しと遊び紙(見返し遊び)がついています。本文のトップページはタイトルだけの扉、ラストページは奥付けになっています。

ハードカバーのスタンダード(無線綴じ)

【ハードカバー】フォトジュエルS  スタンダード

PhotoJewel S のスタンダードは、無線綴じです。黒色の見返しがついていること、扉、奥付けなどはフルフラットと同じです。

無線綴じは、フォトブックのもっともスタンダード(標準的)な綴じ方です。
一般書籍や雑誌、パンフレットでも主要な綴じ方となっています。

無線綴じが普及している理由としては、製本作業が簡単、汎用性が高く様々な冊子に利用できるなどのメリットが挙げられますが、フォトブックを作る私たちにとってのメリットは経済性です。

一般に、無線綴じのフォトブックは、合紙綴じ、糸綴じなどのフォトブックより低価格です。

PhotoJewel S のスタンダード(無線綴じ)の価格はかなり安価な設定で、「DreamLabo 5000 7色印刷」+「無線綴じ」の組み合わせのフォトブックとしては最安値級です。

無線綴じとフラット製本(フルフラット)の違いを比較

無線綴じとフラット製本(フルフラット)の違いを比較

無線綴じのフォトブックは見開きをフラットに開くことができません。ページののど(綴じ合わせ部分)を開き切れないので、のどの部分で写真や文字が隠れないようにレイアウトに注意しなければなりません。

また、フルフラットはスタンダードよりひとまわり大きい仕様になっています。

ソフトカバーは無線綴じのみ

【ソフトカバー】フォトジュエル S

PhotoJewel S のソフトカバーは、無線綴じです。

本文を1枚紙の表紙でくるんだシンプルな構造で、本文の背の部分で表紙に糊付けされているシンプルな製本です。

本文のトップページはタイトルのみの扉で、ラストページは奥付けです。
並製本なので表紙は柔らかく曲がります。
本文の画質はハードカバーと変わらないので、安価に高画質なフォトブックが欲しい場合におすすめです。

フォトジュエルS(PhotoJewel S)の編集方法

注文手順は次の3ステップです

  • STEP.1
    ブックタイプと写真の選択
    パソコンまたはスマホに専用アプリをインストールし、作りたいブックタイプと使いたい写真を選択。
  • STEP.2
    自動レイアウトか手動レイアウトを選択
    写真の時系列や名前などに基づいて、写真配列を自動レイアウトで一気に作成できます。
  • STEP.3
    デザイン・写真をチェックして注文
    背景色・模様や写真の調整、入れ替えなどをしてデザインを完成させたら即注文できます。
編集作業が高度に自動化されていることで、写真点数が多くても手間と時間をかけずにセンスのいい作品に仕上げることができます。
 

PhotoJewel S の編集方法の詳しい解説は以下記事にまとめました!

スマホ・タブレット版の編集アプリ

スマホアプリも Android版iPhone版がダウンロードできます。対応OSは、Android 4.4 以上、iOS 11.0 以上です。

スマホアプリから注文できるアイテムは、ハードカバー / スタンダードの 21cmスクエアとソフトカバー / スタンダードの 15cm / 21cmスクエアに限られています。

本文は 20ページ、写真枚数は最大 50 枚までに限定されています。

実際に編集してみたところ、見開き(2ページ)に最大6枚でレイアウトできました。

  • 背景色の設定
  • テキストを自由な位置に配置
  • いくつかのレイアウトパターンからレイアウトを選択

が可能です。

写真を透かして背景にレイアウトできるのが珍しい特徴です。

PhotoJewelSのアプリを試してみる

フォトジュエルS(PhotoJewel S)の配送サービス

PhotoJewel S の配送方法は

  • 宅配便:税込880円
  • メール便:税込330円

が利用できます。

ただし、メール便が利用できるのは、ソフトカバー2冊または ハードカバー・21cmスクエア1冊に限定されています。

納期は「注文完了から概ね2週間でお届け」です。

フォトジュエルS(PhotoJewel S)フォトブックマニア の口コミまとめ

おすすめポイント・メリット・長所・良いところ

  • 全商品が超高画質なDreamLabo 5000 の7色インクジェット印刷!
  • 用紙が選べる!
  • 合紙綴じタイプのフォトブックも作れる!
  • たくさんの写真でも速くセンスよくレイアウトできる。(自動レイアウト機能)

残念ポイント・デメリット・短所・悪いところ

  • スマホからは作れるアイテムとページ数、写真枚数が限定されていて、レイフラット・フルフラットの商品が作れない
  • 納期が遅め
フォトジュエルSは、DreamLabo 5000 7色印刷の超高画質なプロ仕様フォトブックを、合紙綴じで作れる貴重なフォトブックサイトです。

操作性の良い「自動レイアウト」機能は、大量のスナップを印刷したいときにとくに活用できるので、ぜひ一度試してみてください。

PhotoJewelSの編集ソフトを試してみる