フォトブックの綴じ方の違い 糸綴じ・無線綴じ・リング綴じ
フォトブックの綴じ方の違い 糸綴じ・無線綴じ・リング綴じ
フォトブックで本文ページを綴じる方法には、大きく分けて糸綴じ・無線綴じ・リング綴じの3種類があります。
糸綴じは、本文ページを一定枚数重ね合わせた折り丁(おりちょう)の背の折り目に糸を通して綴じ、同じ糸でさらに他の折り丁も綴じ合わせます。一つの折り丁のページ数は4の倍数となり、最少で4ページ、一般的には8ページか16ページ、最多で32ページの場合もあります。糸綴じの本文に背表紙付きのハードカバーで装丁した冊子は、一般にもっとも丈夫で耐久性があり、蔵書として末永く保管しておきたい本に向いています。また、一般書籍よりもページ数の少ない写真集の場合、糸綴じにすると普通は見開きを全開することができ、見やすくなります。ただし、ハードカバーの装丁の仕方によっては全開できない場合もあります。
無線綴じは、糸(あるいは針金)を使わず、本文ページの背の部分を樹脂で固めて綴じる方法です。簡便な製本方法であるとともに、折り丁のページ数の制約を受けず、ページ数を2ページ単位で設定できるという経済性から、現在もっとも普及しています。しかし、ページ数が少な目でも見開きを全開することができないという欠点があります。また、頻繁に開く場合や無理に広げた場合、長年保管して素材に経年変化が起こった場合などは、ページが外れてしまうことが珍しくありません。そこで、最近のフォトブックでは、見開きを無理なく全開できる綴じ方として、二つ折りにした本文ページの裏面同士を貼り合わせる合紙(あいし)綴じが普及してきました。
リング綴じは、表紙とページの背の部分にリング穴を開け、そこにワイヤーをリング状に通して綴じる方法です。リング金具の代わりにプラスチックのループ状留め具を使用することもあります。また、リングではなくコイル状に巻いた針金を使うスパイラル綴じもあります。どのページもフラットな状態で見れることがメリットですが、他の書籍・雑誌といっしょに本棚に並べておくのには向きません。
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